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財務書類4表は、企業会計における考え方に基づき作成された「貸借対照表」「行政コスト計算書」「純資産変動計算書」「資金収支計算書」」の4種類の財務書類の総称です。
本市では、平成20年度決算から平成27年度決算までは「総務省方式改訂モデル」を採用し、財務書類を作成していましたが、平成28年度決算からは総務省から示された「統一的な基準」による財務書類を作成しています。
貸借対照表は、会計年度末時点で、どのような資産を保有しているのかと(資産保有状況)、その資産がどのような財源でまかなわれているのかを(財源調達状況)対照表で示したものです。
行政コスト計算書は、一会計期間において、資産形成に結びつかない経常的な行政活動に係る費用(経常的な費用) と、その行政活動と直接の対価性のある使用料・手数料などの収益(経常的な収益)を対比させたものです。
純資産変動計算書は、貸借対照表の純資産の部に計上されている各項目が、1年間でどのように変動したかを表すものです。
資金収支計算書は、一会計期間における行政活動に伴う現金等の資金の流れを性質の異なる三つの活動に分けて表示したものです。現金等の収支の流れを表したものであることから、キャッシュ・フロー計算書とも呼ばれます。
・地方公会計の整備(総務省ホームページ<外部リンク>)
地方公会計の整備<外部リンク>