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平成31年1月 新年互礼会市長あいさつについて

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ページID:0062635 更新日:2019年1月4日更新 印刷用ページを表示する
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 皆様、新年明けましておめでとうございます。平成31年、新年互礼会にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。

 皆様には、輝かしい希望に満ちた新年を健やかにお迎えになられたことと、心からお慶びを申し上げます。

 早いもので、私の第二ステージも折り返し点を過ぎ、新居浜市長という大役を仰せつかって、7回目の新年を迎えることとなります。

 さて、今年の干支は、己亥(つちのと い)でございます。己(つちのと)は、「植物が成長を終えて整った状態」、亥(い)は「種の中にエネルギーがこもっている状態」を表し、これを組織に当てはめますと、「成熟した組織が次の段階を目指し、人材の育成や財務基盤を固める年」、つまり「内なる充実を図り、次のステージを準備する年」でございます。

 「猪見て矢を引く」という諺がございます。事が起こって慌てて対策を講じるのでは遅いという意味ですが、このことは、企業においきましても、行政におきましても常に心がけておかなければならないことでございます。

 特に、行政といたしましては、当面する人口減少対策、災害対策等につきまして、将来を見据えた、しっかりとした対策を講じなければならないと考えております。

 昨日も、熊本地方で震度6弱の地震がございましたが、昨年は、一年の世相を表す漢字に「災」が選ばれるなど、日本中が大規模な災害に見舞われた一年でありました。6月に発生した大阪北部地震ではブロック塀による小学生の痛ましい死亡事故、7月には愛媛県にも甚大な被害をもたらした西日本豪雨災害など、改めて自然災害の恐ろしさを感じるとともに、防災対策の必要性を実感した次第でございます。

 本市におきましては、近い将来発生が懸念されている南海トラフ巨大地震等に対応するため、現在、来年度の完成を目指し、「総合防災拠点施設」の建設を進めておりますが、市民の安全・安心な暮らしを実現するため、ハード・ソフト両面で、より一層の防災・減災対策に取り組まなければならない、との思いを強くしたところでございます。

 さて、市民の皆様の英知と総意を結集して策定いたしました、市政の最高方針であります「第五次新居浜市長期総合計画」が、最終年度まで残すところあと2年、また、「住みたい、住み続けたいあかがねのまち」を目指して策定いたしました「新居浜市総合戦略」は最終年度となり、まさに総仕上げの時期を迎えております。

 人口減少に立ち向かい、地方創生を成し遂げるため、「雇用の創出と産業の振興」、「定住人口・交流人口の拡大」、「子育て支援と健康長寿社会の実現」、「時代に合ったまちづくり」の4つの柱を基本に、総合戦略を推進しているところでございますが、皆様方のご支援・ご協力によりまして、昨年発表されました人口推計では人口減少のスピードが想定よりも緩やかになっております。また、本市の有効求人倍率が昨年11月で2.27倍と県下で唯一2倍を超えるなど、着実にその成果が現れてきているものと思っております。

 また、住友化学株式会社のメチオニン製造設備の増設や新居浜LNG株式会社によるLNG基地建設など、住友各社の大型設備投資を行っていただいていることは大変喜ばしく感じております。

 一方、市内の多くの企業では人材不足が深刻化しており、人材確保対策が喫緊の課題であると考えておるところでございます。

 そしてまた、昨年は、Hello!NEWプロジェクトを本格始動した年でもありました。

 別子銅山の開坑以来、新しい仕事が生まれ、そこで新しい人々を迎え入れ、新しい技術や新しい産業が生まれ、発展してきたまち、それが新居浜市であります。「新しいをチカラにするまち新居浜」、「Hello!NEW新居浜」をスローガンに掲げ、さらに魅力あふれ、もっとわくわくする、新しい新居浜をつくるための活動を進めまいります。

 まず、市制施行80周年を記念して製作いたしましたふるさと映画「ふたつの昨日と僕の未来」が、新居浜市での先行公開後、年末からは東京、大阪、名古屋など、全国で順次公開され、大変好評をいただいております。映画では、東平や端出場、煙突山などの産業遺産をはじめとして、あかがねミュージアムや市内の見慣れた風景が次から次へと映し出され、クライマックスでは山根グラウンドでの太鼓台の担き比べが映し出されます。映画を通して、本市の魅力を全国に向けて強くアピールできたものと感じております。

 なお、新居浜市での上映は、11月9日からのロングランとなっており、引き続き上映を検討していただいておりますが、現在のところ1月10日までは上映されると伺っておりますので、まだご覧になっていない方がいらっしゃいましたら、是非、ご覧になっていただきたいと思います。

 また、第2回「あかがねマラソン」は、ハーフマラソンとして、高低差約300メートルのタフなコースで実施したところ、市内外から多くの選手の皆様にご参加をいただき、大変盛り上がりました。そのような中、中学駅伝では、西中学校男子と中萩中学校女子が、愛媛県大会で優勝し、5年連続本市の中学校が男女そろって全国大会に出場するという快挙を成し遂げ、将来を担う子どもたちの健闘する姿は、私たちに勇気と感動を与えてくれました。

 さらに、本市の基幹産業である「ものづくり産業」においては、新居浜機械産業協同組合が30周年記念事業として、組合員38社が共同受注し、マイントピア別子の観光鉱山列車「別子1号」をリニューアルし、3月の運行開始に向けて準備中と伺っております。市内のものづくり企業が、様々な苦難を乗り越え、技を結集した初めての協業プロジェクトであり、「ものづくりのまち新居浜」を全国に向けて情報発信してまいりたいと考えております。  

 また、2020年の東京オリンピック開会式への太鼓台出場を目指して、1月11日から20日の間、東京ドームで開催される「ふるさと祭り東京2019」に2台の太鼓台を派遣いたします。そして、19日、20日に行われる祭りの競演では、首都圏の皆さんに豪華絢爛、勇壮華麗な太鼓台を見ていただくとともに、本市出身者やゆかりのある方には、一緒に担いでもらい、ふるさとへの愛着や誇り、想いを感じていただきたいと思っております。

 さて、今年最大の目玉事業といたしまして、愛媛発の東予東部圏域振興イベント「えひめさんさん物語」が、愛媛県と連携して、東予3市で開催されます。「さんさん」とは、東予地域で脈々と受け継がれている歴史、文化を背景とした、ものづくり「産業」と、海や街に降り注ぐ「太陽」、そしてそこに住まう人々の暮らしを見守るように佇む「山脈」、これらの3つの「さん」、さらには東予3市の「さん」を意味しております。5月から11月までの間、別子銅山に想いを馳せた天空の音楽祭など、六つの物語からなる各種イベントが行われる予定であり、東予東部圏域の魅力を全国に発信する絶好の機会として、皆様方のご協力をいただきながら、市としても全力で取り組んでまいりたいと考えております。

 新居浜市には、ふるさと映画でも紹介された豊かな自然と、別子銅山近代化産業遺産や太鼓祭りをはじめとする歴史や文化、ものづくりの技など、後世に伝えるべき数多くの素晴らしい地域資源・宝がございます。

 今年も、「Hello!NEW 新居浜」を合言葉に、これらの地域資源を磨いて新しくする「再発見」、今までにない新しい魅力を生み出す「創造」、この二つの新しいを力に変えて、みんなが主役、みんなが誇れる、そしてみんなに愛される「新しい新居浜」を創る取り組みを推進して、市民の誰もが幸せを実感できる「笑顔輝く新居浜市」の実現を目指して参る所存でございますので引き続き、皆様方のご支援・ご協力お願い申し上げます。

 本年は、平成最後の年であり、「新しい元号」へと変わる節目の年であります。

 本年が、本日ご出席の皆様をはじめ、市民の皆様にとって、希望に満ちた幸多い年となりますよう心より御祈念申し上げまして、私の年賀の挨拶といたします。

 本日は、誠におめでとうございます。