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令和2年1月 新年互礼会市長あいさつについて

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ページID:0072597 更新日:2020年1月1日更新 印刷用ページを表示する
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 新年明けましておめでとうございます。令和2年、新年互礼会にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。

 皆様には、輝かしい希望に満ちた新年を健やかにお迎えになられたことと、心からお慶 びを申し上げます。

 私の第2ステージも3年が経過し、本年は正に総仕上げの年であり、皆様にお約束した公約の実現に向け、身の引き締まる思いでございます。

 さて、今年は子年でございます。十二支の一番目に「子」がきているように、新しい物事や運気のサイクルの始まる年になると言われております。また、ねずみはたくさんの子どもを産むことから繁栄の象徴ともされております。

 新居浜市においても、常に新たなことにチャレンジし、市政の更なる発展のため全力で取り組んでまいります。

 さて、この一年を振り返ってみますと、昨年は歴史的な皇位継承があり、「平成」から「令和」へと希望に満ちた新しい時代を迎えた一年となりました。

 また、アジアで初めての開催となりましたラグビーワールドカップでは、「ワンチーム」を合言葉に、日本代表チームが一丸となって戦う姿が、日本中に勇気と感動を与えていただいたことは、記憶に新しいところでございます。


 一方、東日本を広範囲に襲った台風15号、19号は各地に甚大な被害をもたらしました。被災地域の一日も早い復旧、復興をお祈り申し上げるとともに、ハード・ソフト両面で、より一層の防災・減災対策に取り組まなければならない、との思いを強くしているところでございます。

 このような中、本市におきましては、愛媛県と新居浜市、西条市、四国中央市の3市が連携し、東予東部で初めてとなる広域振興イベント「えひめさんさん物語」が開催されました。

 県内外から多くの方が新居浜へ足を運んでいただき、「別子銅山産業遺産」や「ものづくりの技」など、本市の魅力を全国に発信できました。今回の取組を一過性に終わらせることなく、東予3市が更に連携を強化し、東予地域の魅力を発信していかなければならないと考えております。

 また、現在、東温市にあります「坊ちゃん劇場」で別子銅山をテーマとしたミュージカル「瀬戸内工進曲」が、上演されております。

 大変好評をいただいておりますが、まだご覧になっていない方がいらっしゃいましたら、3月15日まで上演されておりますので、是非、ご覧いただきたいと思います。

 スポーツの分野におきましては、京都府で開催された全国高等学校駅伝競走大会に新居浜東高等学校が初出場し、都大路を全力で駆け抜けました。また、滋賀県で開催された全国中学校駅伝大会では、新居浜西中学校男子が5位入賞、女子も14位という好成績をおさめました。これを機に「駅伝のまち新居浜」を市内外へ広くアピールしてまいりたいと考えております。

 さて、本年令和2年につきましては、まず、4日後の1月10日から19日まで東京ドームで開催される「ふるさと祭り東京2020」に、岸ノ下、萩生西、萩生東の3台の太鼓台が参加いたします。東京ドームでは、寄せ太鼓を披露するなど、豪華絢爛、勇壮華麗な新居浜太鼓祭りを元気いっぱい全国に発信してまいります。

 また、3月には、市役所西側に建設を進めております総合防災拠点施設が完成いたします。消防や危機管理の機能のほか、地震や水害体験のできる体験型防災センターが整備されますので、多くの市民の皆様にご利用いただき地域の防災力の向上に努めてまいりたいと考えております。また、これに併せて、消防・防災体制の見直しを行い、ハード・ソフト両面から更なる防災・減災対策の充実、強化を図ってまいります。

 今年は皆様、待望のオリンピックイヤーを迎え、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されます。

本市でも、4月22日にあかがねミュージアムと新居浜市役所の間で聖火リレーを実施いたします。

 また、本市はサウジアラビア王国、モザンビーク共和国のホストタウンとして登録されておりますことから、人的・文化的な相互交流を図るなど、市民の皆様とともに、スポーツの祭典を盛り上げていきたいと考えております。

 さらに、本市の最上位計画であります「第五次新居浜市長期総合計画」、人口減少問題の解決を目指し策定した「新居浜市総合戦略」も総仕上げの時期を迎えておりますことから、その完遂に向け全力で取り組むとともに、次期計画の策定作業を進めてまいります。

 中国の古典「淮南子(えなんじ)」に、「千人(せんにん)心を同じくすれば、則ち千人の力を得(う)。万人(まんにん)心を異(こと)にすれば、則ち一人(いちにん)の用(よう)無し」と言う言葉がございます。

 これは、千人が同じ目標、同じ思いをもって行動すれば、大きな力を得ることができるが、たとえ何万・何十万と言う多くの人が集まっても、それぞれの心が皆ばらばらであれば、一人の力に及ばない。目標に向かい、心を一つに一致団結してこそ有効な力を生むものだ。という意味です。

 いつの時代においても、組織として事を成し遂げるために重要となるのは「共通理解」と「チームワーク」ではないかと考えます。個人の力が集まり「まち=チーム」を支えていますが、その力が集まり、多くの力と心が一つになった時にこそ、最高・最大の力が発揮されものであります。

 本年も、「Hello!NEW 新居浜」を合言葉に、市民・団体・事業者、そして行政が一体となり「ワンチーム」「チーム新居浜」で「新しい新居浜」を創る取り組みを推進し、市民の誰もが幸せを実感できる「笑顔輝く新居浜市」の実現を目指してまいる所存でございますので、皆様方のご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

 終わりになりますが、2020年が本日ご出席の皆様をはじめ、市民の皆様にとって、希望に満ちた幸多い年となりますよう心よりご祈念申し上げまして、私の年賀の挨拶とさせていただきます。