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令和2年1月 新年市長訓示について

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ページID:0072595 更新日:2020年1月1日更新 印刷用ページを表示する
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  皆さん、明けましておめでとうございます。

 皆様方には、輝かしい、希望に満ちた新年をご家族お揃いで迎えられたことと存じ、心からお慶びを申し上げます。

 また、年末年始におきましても安全・安心な市民生活に欠くことのできない消防、渡海船、清掃センターなどの業務に携わっていただきました職員の皆さんには、大変ご苦労様でございました。

 昨年は「令和」という新しい時代を迎えた記念すべき年でしたが、国内では、台風15号・19号をはじめ相次ぐ自然災害により全国各地で甚大な被害がもたらされました。また、日韓関係の悪化をはじめ、緊張感が増す東アジアの安全保障情勢、米中貿易摩擦やイギリスのEU離脱が与える経済的影響など、我が国の先行きにも、一抹の憂いを抱く1年でございました。

 その一方で、住友重機械工業新居浜工場の技術が採用されたJAXA(ジャクサ)の小惑星探査機「はやぶさ2」が惑星「リュウグウ」での任務を無事に成功したことをはじめ、リチウムイオン電池を開発した吉野彰(よしの あきら)さんがノーベル化学賞に選ばれるなど、本市のものづくりに関連する技術や製品の評価に繋がる喜ばしいニュースもございました。

 また、本市におきましては、愛媛県と新居浜市、西条市、四国中央市の東予3市が連携した東予東部圏域では初めてとなる地域振興イベント「えひめさんさん物語」が開催されました。

 本事業を契機として地域の企業や団体、そして行政との新たな連携が生まれるととともに、地元の魅力の再発見、新しい価値創造に挑戦する機運が高まるなど、「Hello! NEW 新居浜」の花を咲かせる新たな芽が育っていると実感をいたしております。

 しかし、社会状況が著しく変化する現在、地方自治体が活力を保ち続けていくためには、様々な情報にアンテナをめぐらし、変化を見極め、大胆かつ的確に対応してゆかなければなりません。

 年頭にあたり、管理職の皆さんに期待いたしますのは、職員一人一人が現状に満足することなく、常に問題意識を持ち、それぞれの課題に対し、失敗を恐れず信念をもって取り組む姿勢です。

 人口減少や高齢化の進行、インフラの老朽化、市税収入の増加が見込めないことなど、先送りできない課題が山積している中、これまでと変わらない、同じ取組み・同じ方法、同じ考え方で現状維持に満足しているのでは、将来の持続的発展に繋がりません。問題の解決に特効薬はないかも知れません。周りと同じことをしていれば不安が払しょくでき、失敗しても追求されないかも知れませんが、自ら考えて、他の自治体がやっていない新たな取り組みに挑戦していかなければ自治体間の過酷な競争に生き残れないと考えます。

 今後さらに加速することが予想されている少子高齢化に伴う人口減少、それに起因する経済活動の縮小、頻発する自然災害への対応、厳しい財政状況など、地方自治体を取り巻く環境は大変厳しい状況ではありますが、我々が信念と熱意をもって日々地道に努力を重ねることが、自分たちの子や孫が生きるこれからの50年、100年先の新居浜の未来に繋がるものと考えております。

 今年は、市政の最上位計画である「第五次新居浜市長期総合計画」も最終年度を迎えるとともに、「住みたい住み続けたいあかがねのまち」を目指して、平成27年に策定いたしました「第1期新居浜市総合戦略」も、残すところあと3か月となり、まさに総仕上げの時期となります。

 地方創生を成し遂げるため、これら計画の完遂に向けて取り組みを加速させるとともに、市民の誰もが幸せを実感できる「笑顔輝く新居浜市」の実現に向けて「第六次新居浜市長期総合計画」及び「第2期新居浜市総合戦略」を策定する、大変重要な節目の年です。

 また、全国各地で頻発している大規模な自然災害の被災状況を見るにつけ、私は、9名の尊い生命をはじめ家屋の全壊や半壊、浸水被害など新居浜市が何度も甚大な被害に見舞われた、平成16年の台風災害を思い出します。こうした自然災害や近い将来において発生が危惧されている南海トラフ巨大地震に備えて整備を進めてまいりました「総合防災拠点施設」が本年3月に完成いたします。併せて、消防・防災体制の見直しを行い、ソフト・ハード両面から防災、減災対策の充実・強化を図って参りたいと考えております。

 「市役所が変われば、新居浜市が変わる、市役所が元気になれば、新居浜市が元気になる」と私は常々考えております。昨年、我が国で開催されたラグビーワールドカップでの日本代表チームの大躍進は皆さんの記憶に新しいところであるかと思います。

 日本ではあまり馴染みのなかったラグビー競技でしたが、選手がひたむきに頑張る姿に感動し、代表チームの合言葉であった「OneTeam」の輪の中に私たちも引き込まれ日本中がラグビー一色になりました。その様子を見て、私は職員の皆さん一人一人の笑顔や熱意、職務に精励する姿が市役所を変え、ひいては新居浜市全体が「OneTeam」となって新居浜市を元気にすることができるものと確信いたしております。

 将来の新居浜市の発展を担う人づくりこそが最重要でございます。

 新居浜市には、市の発展に向けて行動できる逞しさや創造力を持った職員が多数おられます。管理職の皆さんには、これまでの慣例や定型の業務にとらわれることなく、部下の意欲を伸ばし、それを見守り、結果に繋がるような環境づくりをお願いいたします。

 結びに、今年一年が、皆様にとりまして、健康で幸多い年、そして新居浜市にとりまして、一層の飛躍の年となりますよう、心からご期待申し上げまして、新年にあたりましての私の挨拶とさせていただきます。

 今年一年、どうかよろしくお願いいたします。