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麻しん(はしか)が首都圏で流行し、学級・学年閉鎖の措置がとられ、感染拡大が心配されています。(令和8年4月8日時点)
麻しんは感染力がきわめて強い感染症です。
感染後通常10~12日間の潜伏期間を経て発症し、発熱、咳、鼻水などの風邪に似た症状が現れます。発症の2~4日後発疹が出現し、再度発熱し、3~4日後解熱します。
空気感染、飛沫感染、接触感染
発症前日から解熱後3日間程度、他者へ感染させる可能性があるとされています。
対症療法のみ。
手洗いやマスクの着用だけでは、麻しんを十分に予防することはできません。ワクチン接種が個人にできる最も有効な予防方法です。
本市では、麻しんの予防接種の接種率95%以上を目標としています。しかし、年長児が対象となる麻しん第2期の接種率は、コロナ禍以降90%を下回る状況が続いています。
また、現在の発症者のうち、特に20~30歳代では、2回接種が完了していない方の罹患が約8割を占めています。成人になってから麻しんにかからないためにも、2回接種の完了を強くお勧めします。
さらに、感染拡大地域への移動や、海外渡航を予定されている方は、出発日の2週間前までに任意接種を受けることを検討しましょう。▶厚生労働省検疫所ホームページ<外部リンク>
なお、麻しんは海外渡航歴がない場合でも感染が確認されています。体調不良、とくに発熱がある場合は、外出や移動、人と会うことを控え、自宅等で療養してください。
▶厚生労働省ホームページ<外部リンク>
風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の発疹性感染症で、風しんへの免疫がない集団において、1人の風しん患者から感染者の飛まつ(唾液のしぶき)などによって、5から7人にうつす強い感染力を有します。
妊娠早期の妊婦が風しんに感染すると、出生児が先天性風しん症候群(眼や耳、心臓に障害が出ること)になる可能性があります。
大人になって感染すると無症状~軽症のことが多いですが、まれに重篤な合併症を併発することがあります。また、無症状でも他人に風しんをうつすことがあるので、感染を拡大させないためには、社会全体が免疫を持つことが重要です。
1回目の接種によって95%以上の人が免疫を獲得できますが、十分な免疫獲得と、年数がたって免疫が下がってくることを防ぐ目的で2回接種が必要です。
定期接種は、期限がありますので、かかりつけ医に相談のうえ、早めに予防接種を受けましょう。
令和6年度のMRワクチン偏在等が生じたことを理由に、定期接種ができなかった場合の特別措置が適応されています。
(1)令和6年度MR第1期(令和4年4月2日~令和5年4月1日生)
(2)令和6年度MR第2期(平成30年4月2日~平成31年4月1日生)
(3)風しん第5期(昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生)対象者のうち、
風しん第5期期間内(令和7年3月31日まで)に抗体検査を実施し、定期予防接種の対象となった未接種者。
(注)令和7年度以降、抗体検査を実施した方は対象外。
令和7年4月1日から令和9年3月31日までの2年間