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平成16年の災害の記録

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ページID:0158861 更新日:2025年12月17日更新 印刷用ページを表示する
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台風15号及び前線(2004年8月17日~18日)

 フィリピン東方で発生した台風15号は、韓国南部と九州北部の間を通過中に、前線の活動を刺激し、8月16日から四国地方に大量の雨をもたらした。16日深夜の降り始めから18日午後6時までの総降水量は、217mmを記録した。特に、18日午前9時からの2時間に107mmの猛烈な雨を観測、川東地区では、たけり狂うように川が氾濫し、山際では土石流が民家を押しつぶした。この土石流により、3人が死亡するなどかつてない被害を記録した。714世帯、約2,100人に避難勧告が出された。
 また、ため池「臼切池」では、堰堤の一部が崩壊し始め、決壊のおそれがあるため、自衛隊が出動、地元消防団や広域の消防団との共同体制で警備と復旧作業に当たった。JR予讃線は、土砂崩れにより線路や電柱が押し流されるなどして、分断された。被害状況は、次のとおりである。
台風15号及び前線による被害状況

人的被害

 死者   3人    重傷   1人

住家被害

全壊

        13  世帯  (    29人)

半壊

        80  世帯  (   189人)

一部破損

        48  世帯  (   116人)

床上浸水

       339  世帯  (   824人)

床下浸水

       982  世帯  ( 2,529人)

非住家被害

公共建物

            棟

その他

         3  棟

その他

 

 

気象状況

(新居浜市消防署)

総雨量

       242    mm

時間最大雨量

        55.5  mm

最大風速

         9.2  m/s

最大潮高

 

被害金額

                    718,148  千円

その他

  災害救助法適用  避難勧告   714  世帯

台風16号(2004年8月30日~31日)

 台風は、雨や風だけでなく、波の力を増幅して、沿岸地域に多大な被害をもたらす。それがはっきりと表れたのが、台風16号だった。断続的に激しい風雨に見舞われるとともに、8月の満潮時という最悪のタイミングに来襲、吸い上げ効果や強風の吹き寄せという条件が重なって高潮が発生した。
 また、台風15号による集中豪雨被害の復旧さなかの来襲のため、災害のふくそうが心配された。5,522世帯、約11,600人に避難勧告が出された。被害状況は、次のとおりである。
台風16号による被害状況

人的被害

  重傷   1人

住家被害

全壊

            世帯  (      人)

半壊

            世帯  (      人)

一部破損

        16  世帯  (    37人)

床上浸水

         5  世帯  (     9人)

床下浸水

        11  世帯  (    25人)

非住家被害

公共建物

            棟

その他

            棟

その他

 

 

気象状況

(新居浜市消防署)

総雨量

       211    mm

時間最大雨量

        26.5  mm

最大風速

        32.9  m/s

最大潮高

 

被害金額

                    140,634  千円

その他

  避難勧告   5,522  世帯

台風18号(2004年9月7日)

 記録的な強風で日本を駆け抜けた台風18号は、風の恐ろしさをまざまざと見せつけた。しかも、台風16号が通過してから、約1週間後の襲来であったため、復旧に手をつけかけたばかりの被災地は二重の被害を受けることになった。市内では、暴風に吹き飛ばされた物置小屋の下敷きになり、1人が死亡した。1,820世帯、約3,800人に避難勧告が出された。被害状況は、次のとおりである。
台風18号による被害状況

人的被害

  死者   1人    軽傷   1人

住家被害

全壊

            世帯  (      人)

半壊

         1  世帯  (     5人)

一部破損

        47  世帯  (   104人)

床上浸水

         2  世帯  (     4人)

床下浸水

         1  世帯  (     1人)

非住家被害

公共建物

            棟

その他

            棟

その他

 

 

気象状況

(新居浜市消防署)

総雨量

       118    mm

時間最大雨量

        13.5  mm

最大風速

        36.3  m/s

最大潮高

 

被害金額

                     62,444  千円

その他

  避難勧告   1,820  世帯

台風21号(2004年9月29日~30日)

 台風21号は、沖縄付近を通過後、鋭角にターンして日本列島を縦断した。台風21号が迫った9月29日、東予地方を中心に大雨となった。降り始めからの雨量は、午後8時までに308mm、この年に四国に上陸した台風は5個目となり、松山気象台が統計を取り始めた1951年以降、年間の最多記録を更新した。集中豪雨により、川西地区で発生した土石流等に伴う土砂・流木等で河川がせき止められ、洪水が発生し、浸水地域は極めて広範に及んだ。2,334世帯、約4,900人に避難勧告が出された。大生院では、高速道路脇の山腹斜面が崩壊し、土砂となぎ倒された立木が高速道路を超え、民家を直撃し、4人が亡くなるという痛ましい結果となった。高速道路や国道も通行止めとなり、JR予讃線も全面運休となった。香川方面への道路網は完全に寸断され、ドライバーは途方にくれ、商店からは生鮮食料品は消えた。29日の日雨量は299mm、午後6時30分までの時間雨量は84mmで、ともに観測開始以来の記録を更新した。被害状況は、次のとおりである。
台風21号による被害状況

人的被害

  死者   5人    軽傷   6人

住家被害

全壊

         7  世帯  (    14人)

半壊

       142  世帯  (   268人)

一部破損

       240  世帯  (   530人)

床上浸水

       951  世帯  ( 2,250人)

床下浸水

     1,259  世帯  ( 3,052人)

非住家被害

公共建物

            棟

その他

        26  棟

その他

 

 

気象状況

(新居浜市消防署)

総雨量

       312    mm

時間最大雨量

        50.0  mm

最大風速

        28.6  m/s

最大潮高

 

被害金額

                  1,833,958  千円

その他

  災害救助法適用    避難勧告    2,334  世帯

台風23号(2004年10月20日)

 平成16年に日本に上陸した台風は、この23号で10個目となり、統計開始以来の最多となった。10月20日の上陸というのも、観測史上3番目に遅い時期の記録である。台風23号は、秋雨前線を刺激しながら北上し、大雨、土砂崩れ、洪水など広い範囲に多大な被害を及ぼした。2,863世帯、約6,220人に避難勧告が出された。被害状況は、次のとおりである。
台風23号による被害状況

人的被害

 

住家被害

全壊

         1  世帯  (     5人)

半壊

            世帯  (      人)

一部破損

         3  世帯  (     6人)

床上浸水

        14  世帯  (    35人)

床下浸水

        44  世帯  (    95人)

非住家被害

公共建物

            棟

その他

            棟

その他

 

 

気象状況

(新居浜市消防署)

総雨量

       383.5  mm

時間最大雨量

        41.0  mm

最大風速

        22.0  m/s

最大潮高

 

被害金額

                     323,721  千円

その他

  避難勧告   2,863  世帯

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