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工業用水道事業概要

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ページID:0105132 更新日:2019年4月1日更新 印刷用ページを表示する
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(1)事業のあゆみ

 本市は、元禄4年(1691年)の別子銅山開坑以来、住友系諸企業を中心とした重化学工業が発達し、臨海部は四国屈指の工業地帯を形成しています。これら企業の工業用水は、これまで市の中央部を貫流する国領川の伏流水(地下水)に依存していましたが、昭和21年に発生した南海地震の地盤沈下による海水侵入現象や企業経営の拡大に伴う水需要の飛躍的な増大のために、工業用水の確保が切実なものとなっていました。このような中で地元では洪水調整や農業用水確保の動きがあり、また、住友共同電力の発電計画もあったことから、国領川総合開発計画が策定され、鹿森ダム、別子ダムの建設に併せて工業用水の水利権も確保されることとなりました。これらの関連事業は昭和35年に着工し、昭和41年に完成しました。

(2)水源について

 水源は、吉野川水系銅山川上流の別子ダムと国領川水系足谷川上流の鹿森ダムを経由したダム水を使用しています。取水前には住友共同電力が、別子ダムの水を利用した東平発電所や鹿森ダムの水を利用した山根発電所で発電事業を行っております。その利用後の放流水の一部を工業用水として取水しています。

            鹿森ダム

鹿森ダム

水源摸写図 [PDFファイル/1.13MB]

(3)供給量と供給単価

(1)許可水量

 56,000m3/日 (0.65m3/秒)

(2)給水能力

 52,080m3/日                                                                      

(3)給水料金

 14.30円/m3 (税抜き)

(4)基本水量・臨 時水量

契約水量

  基本水量 臨時水量
住友化学 42,300m3/日 3,800m3/日
住友金属鉱山 4,000m3/日 1,500m3/日
住友重機械工業 300m3/日 180m3/日

※給水料金は責任水量制を採用しています。

(4)施設について  

 工業用水は山根発電所放水路に接合した第1取水口から取水し、隧道(幅1.2m、高さ1.5m、長さ422m)を通り、接合井に導水しています。ここで沈砂された後に山根配水池へ導水し、海岸部にある需要者へ自然流下により配水しています。原水の水質は良好であるため、浄水施設はありません。

導水路  全長 424m

接合井  Rc製 幅3.0m×高6.0m×長4.0m

導水管  全長 376m                                                           

配水池  鉄筋コンクリート製 幅8.0m×深3.2m×長35.0m×3池=2,688立方メートル                                          

配水管  全長 8,269.8m

施設系統図 [PDFファイル/2.98MB]

施設模写図 [その他のファイル/365KB]

             接合井

接合井

            山根配水池

山根配水池

(5)安定した供給のために

 配水池からJR新居浜駅までの間に布設されていた石綿管が、劣化や交通量の増加により昭和60年頃から破損漏水が頻発するようになったことから、昭和62年から平成2年までの4か年でパイプインパイプ工法により更新を行いました。また、駅前区画整理事業でJR軌道下等の更新を実施したり、ヒューム管であった導水管の一部、及び図書館周辺の配水管について更新が完了しています。

 また、山根配水池につきましては、平成27年度、平成28年度の2か年で耐震補強工事を実施しました。

 しかし、その他未更新の配水管や導水施設につきましては、建設から約60年が経過し、施設の老朽化が進むとともに、耐震性にも問題があります。そこで現在は、令和3年度に見直した更新・耐震化計画に基づき、市道新居浜駅菊本線(高専通り)において耐震管を布設する事業を行っています。

 

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