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令和5年第3回新居浜市議会定例会会議録 第5号

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令和5年6月29日(木曜日)
  議事日程 第5号
第1 会議録署名議員の指名
第2 議案第35号 工事請負契約について
           (企画教育委員長報告)
   議案第37号 新居浜市市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について
           (経済建設委員長報告)
   議案第38号 新居浜市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について
           (市民福祉委員長報告)
   議案第39号 令和5年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)
            (各常任委員長報告)
   議案第40号 財産の取得について
           (企画教育委員長報告)
第3 請願第1号 核兵器禁止条約の署名・批准を政府に求める意見書の提出方について
           (同上)
   請願第2号 子供のマスク着用に関して正しい情報の提供と教育現場における適切な対応を求める意見書の提出方について
           (同上)
   請願第3号 物価高騰に見合う生活保護基準の引き上げを求める意見書の提出方について
           (市民福祉委員長報告)
   陳情第1号 乳幼児・小児用新型コロナワクチン接種における慎重な対応を求める意見書の提出方について
           (同上)
第4 委員会の所管事務調査
第5 議会議案第2号 特別委員会の設置について
           (委員会付託省略)
   議会議案第3号 特別委員会の設置について
           (同上)
   議会議案第4号 特別委員会の設置について
           (委員会付託省略)
  議会議案第5号 特別委員会の設置について
           (同上)
――――――――――――――――――――――
  本日の会議に付した事件
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 議案第35号、議案第37号~議案第40号
日程第3 請願第1号~請願第3号、陳情第1号
日程第4 委員会の所管事務調査
議案第41号
日程第5 議会議案第2号~議会議案第5号
――――――――――――――――――――――
  出席議員(26名)       
 1番   小野 志保
 2番   伊藤 義男
 3番   渡辺 高博
 4番   野田 明里
 5番   加藤 昌延
 6番   片平 恵美
 7番   井谷 幸恵
 8番   河内 優子
 9番   黒田 真徳
 10番   合田 晋一郎
 11番   神野 恭多
 12番   白川 誉
 13番   伊藤 嘉秀
 14番   越智 克範
 15番   藤田 誠一
 16番   田窪 秀道
 17番   小野 辰夫
 18番   山本 健十郎
 19番   高塚 広義
 20番   藤原 雅彦
 21番   篠原 茂
 22番   伊藤 謙司
 23番   大條 雅久
 24番   伊藤 優子
 25番   仙波 憲一
 26番   近藤 司
――――――――――――――――――――――
  欠席議員
 なし
――――――――――――――――――――――
  説明のため出席した者
 市長         石川 勝行
 副市長        加藤 龍彦
 副市長        原  一之
 企画部長       亀井 利行
 総務部長       高橋 聡
 福祉部長       古川 哲久
 市民環境部長     長井 秀旗
 経済部長       宮崎 司
 建設部技術監     清水 康治
 消防長        高橋 裕二
 上下水道局長     神野 宏
 教育長        高橋 良光
 教育委員会事務局長  木俵 浩毅
 監査委員       鴻上 浩宣
――――――――――――――――――――――
  議会事務局職員出席者
 事務局長       山本 知輝
 議事課長       徳永 易丈
 議事課副課長     鴨田 優子
 議事課副課長     岡田 洋志
 議事課調査係長    伊藤 博徳
 議事課議事係長    村上 佳史
 議事課主事      林  玲奈
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前10時00分開議       
○議長(大條雅久) これより本日の会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  議長報告
○議長(大條雅久) この際、議長報告を申し上げます。
報告事項は、会議出席報告及び議員の表彰についてであります。
まず、会議出席報告についてであります。
全国市議会議長会第99回定期総会の報告は、議長報告書のとおりであります。議長報告書をお目通し願います。
次に、議員の表彰についてであります。
全国市議会議長会において、20年以上議員在職特別表彰で大條雅久、藤田豊治前議員が表彰されました。
また、全国市議会議長会評議員として、藤田豊治前議員が感謝状を受けられました。
なお、藤原雅彦議員は、20年以上議員在職特別表彰を御辞退されております。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  市長、受賞議員に対する挨拶
○議長(大條雅久) この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) お許しをいただきまして、一言お祝いを申し上げます。
このたび全国市議会議長会におきまして、20年以上議員在職特別表彰として大條雅久議員さん、藤田豊治前議員さんが、また藤田豊治前議員さんにおかれましては、議長在職中の全国市議会議長会評議員としての御功績により感謝状を受賞されました。栄えあるそれぞれの受賞、心からお喜び申し上げます。
このたびの御受賞は、長年にわたる議員としての地方自治の確立と市民福祉の向上、市政の発展に貢献されたその御功績によるものでございまして、市民を代表して長年の御労苦に対し、心から敬意と感謝を申し上げます。今後におかれましても、豊富な経験を生かされ、市政の発展に一層の御協力を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、お祝いの言葉に代えさせていただきます。おめでとうございました。
○議長(大條雅久) これより日程に入ります。
本日の議事日程につきましては、議事日程第5号のとおりでありますが、日程第3終了後、議員全員協議会も予定いたしております。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(大條雅久) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において神野恭多議員及び白川誉議員を指名いたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第2 議案第35号、議案第37号~議案第40号
○議長(大條雅久) 次に、日程第2、議案第35号及び議案第37号から議案第40号までの5件を一括議題といたします。
以上の5件に関し、各常任委員長の報告を求めます。まず、伊藤企画教育委員長。
○13番(伊藤嘉秀)(登壇) ただいまから企画教育委員会の報告をいたします。
本委員会は、6月23日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第35号、議案第39号及び議案第40号の3件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
まず、議案第35号、工事請負契約について御報告申し上げます。
本案は、令和5年度清掃センター定期点検整備工事の請負契約についてであります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、定期点検整備工事の工事期間と市民への影響はとの質疑に対し、工期は年度末までを予定しており、安定的なごみ処理ができるよう努め、市民に影響がないように行うとの答弁がありました。
次に、市内業者はどの程度携わるのかとの質疑に対し、令和4年度の実績では、工事に携わった26業者のうち、本店、事業所が市内にある業者は10業者であった。工事の内容によっては、市内業者で対応できないものもあるが、請負業者には可能な限り市内業者を使うようにお願いしているとの答弁がありました。
次に、点検は計画的に行っているのかとの質疑に対し、設備ごとに法定点検や自主検査が法律で定められており、毎年定期検査を行う中で、それらを組み合わせた計画を立て、定期点検整備工事として発注している。清掃センターは、平成15年の供用開始から30年経過する令和14年度まで使用する計画であるため、それまでの整備計画は立てているとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第35号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第39号について御報告申し上げます。
議案第39号、令和5年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳入全部、歳出、第2款総務費、第1項総務管理費、1目一般管理費、5目企画費、第10款教育費、第2表地方債補正追加及び第3表地方債補正変更であります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
運動部活動地域移行実証事業費に関して、まず国から委託された内容と事業の進め方はとの質疑に対し、協議会を設けて、部活動について議論を進めることと実際に部活動を地域に移行する活動費など、実証事業に対し予算が計上されている。まずは、協議会を設けることになるが、以前から学校関係者、PTA、文化協会、スポーツ協会等には話をさせてもらっているので、そういった団体等をメンバーとして協議会を設置し、議論を進めていくとの答弁がありました。
次に、市としての目標はとの質疑に対し、国は、令和5年度から令和7年度までを改革推進期間として進めており、市としては、休日の部活動を地域に移行する取組を進めることとなるが、他市の事案も参考にしながら進めていきたいとの答弁がありました。
質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、マイナンバー関連では、全国でトラブルが続いており、市民の理解と納得が十分に得られていないと考えるため、マイナンバー関連の予算には反対するとの意見が述べられました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第39号については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第40号、財産の取得について御報告申し上げます。
本案は、新居浜市学校給食センター蒸気式消毒保管機一式を取得しようとするものであります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、消毒保管機には、蒸気式と電気式があるが、導入費用やランニングコストも含めてどちらを採用するか検討したのかとの質疑に対し、今回導入する消毒保管機については、電気式にすると電気容量が不足するため、現状で対応できる蒸気式となった。既存のものでは、小さい処理室等には電気式も採用しており、効果が最大となるように選択しているとの答弁がありました。
次に、市外業者が落札しているが、入札参加者を市内業者に限定できなかったのかとの質疑に対し、市内にも対応できる能力のある業者もあるが、新居浜市役務の提供等に係る契約に関する事務取扱要綱において、一般競争入札の原則を打ち出していることと、予定価格2,000万円以上で指名競争入札を行う場合は、6者以上指名する必要があると要綱に定めていることから、市内業者だけでは指名が難しいこともあり、一般競争入札としたとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第40号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で企画教育委員会の報告を終わります。
○議長(大條雅久) 次に、白川市民福祉委員長。
○12番(白川誉)(登壇) ただいまから市民福祉委員会の報告をいたします。
本委員会は、6月23日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第38号及び議案第39号の2件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
まず、議案第38号、新居浜市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、質疑応答を行い、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第38号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第39号について御報告申し上げます。
議案第39号、令和5年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出、第2款総務費、第1項総務管理費、9目広聴費、13目防災諸費、第3款民生費、第4款衛生費及び第9款消防費であります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、災害時避難所チェックイン管理システム構築事業費に関して、チェックインの管理は、紙とシステムの2つの方法で行うのかとの質疑に対し、紙での受付を行うとともに、マイナンバーカードを持っている人には、システムの活用により管理を行う予定であるとの答弁がありました。
次に、私立保育所等施設整備事業に関して、事業費の内訳はどうなっているのかとの質疑に対し、金子校区新設保育所分が2億1,954万3,000円、泉幼稚園分が旧園舎の解体のため646万円、愛光幼稚園分が旧園舎の解体と新園舎の工事のため2,739万6,000円となっているとの答弁がありました。
次に、健康プログラム事業費に関して、健康アプリの使用想定人数はとの質疑に対し、健康アプリへの登録人数は、今年度3,000人を目標としているとの答弁がありました。
次に、消防団充実強化事業費に関して、高校生への周知はどのように行う予定なのかとの質疑に対し、現在は、新居浜東高等学校をモデル校として学校と協議を進めているとの答弁がありました。
質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、補助金や交付金等による予算が多いため、予算執行が適正であることの確認を要望して賛成する。避難所チェックイン管理システムは、高齢者の使用が少ないと予想されること、太陽光発電設備への補助は、処分やリサイクルが将来的に本市の負担となると考えることから反対するとの意見が述べられました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第39号については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で市民福祉委員会の報告を終わります。
○議長(大條雅久) 次に、黒田経済建設委員長。
○9番(黒田真徳)(登壇) ただいまから経済建設委員会の報告をいたします。
本委員会は、6月26日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第37号及び議案第39号の2件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
まず、議案第37号、新居浜市市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
今回廃止される岸の上団地は何戸あり、最終退去者の退去時期はとの質疑に対し、岸の上団地は6戸あり、最終退去者は平成30年3月31日付で退去しているとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第37号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第39号について御報告申し上げます。
議案第39号、令和5年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出、第6款農林水産業費、第8款土木費であります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、認定農業者経営発展支援事業費に関して、認定農業者の補助はどのように実施するのか、認定農業者の数はどれくらいなのか、最近の増減はとの質疑に対し、認定農業者の補助については、県が事業費の3分の1以内で、市は事業費の6分の1以内の補助である。認定農業者の数については、令和4年度末で33経営体になっており、横ばいの状態であるとの答弁がありました。
次に、港湾施設改修事業に関して、本事業の具体的な場所や実施内容はとの質疑に対し、臨港道路多喜浜ふ頭線の改修であり、県道壬生川新居浜野田線の柳川西側の交差点から耐震強化岸壁である黒島第1岸壁までの路線で、大型車両の交通量が多く、舗装が傷んでいるため、今回補修するものである。令和4年度から実施しており、令和10年度までの実施予定であるとの答弁がありました。
次に、滝の宮公園リニューアル事業に関して、主にどのようなことを実施するのか、また今年度は、本事業の10か年計画の中間年になると思うが、当初の計画から予定どおりに進行しているのか、5年間でどのくらいの事業費が計上されたのかとの質疑に対し、本事業は、滝の宮公園の駐車場から大型遊具広場までの道路において、車道と歩道の分離を図るために歩道を増設する予定である。また、10か年計画の中で、今年度が中間年であり、第1期計画の最終年度である。第1期計画の事業は、おおむね実施できる見込みであり、事業費については約5億円で、計画どおりであるとの答弁がありました。
質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、滝の宮公園リニューアル事業に関して、10か年計画の後半の5年間についても、国への予算要望を行い、計画どおり事業が終了できるよう取り組んでいただくことを要望して賛成するとの意見が述べられました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第39号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で経済建設委員会の報告を終わります。
○議長(大條雅久) これより質疑に入ります。
ただいまの各常任委員長の報告に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大條雅久) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、順次発言を許します。伊藤義男議員。
○2番(伊藤義男)(登壇) 参政党の伊藤義男です。
議案第39号、令和5年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)について反対の立場で討論いたします。
本補正予算の中に、個人向け太陽光発電設備導入補助金が含まれている点に反対します。
理由として、先日の一般質問で処理及びリサイクルの状況をお伺いしましたが、太陽光パネルが大量に廃棄されるようになる2030年問題に対して、処理方法やリサイクル方法がまだ検討段階であることや、補助金が出て利益を得るのは今の大人で、後に処理やリサイクルの負担をしないといけないのが今の子供たちだということに納得がいきません。
今回の補助金は、国から100%出る補助金ではありますが、未来の新居浜の負担になる可能性が高いです。この補助金額と将来的な負担を考えると、負担のほうが多くなるように思います。
よって、令和5年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)について反対し、私の反対討論とします。
○議長(大條雅久) 伊藤謙司議員。
○22番(伊藤謙司)(登壇) 自民クラブの伊藤謙司です。
議案第39号、令和5年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)について、自民クラブを代表して賛成の立場で討論いたします。
今回提案されました補正予算は、近い将来発生が予想される地震被害への耐震性の確保など、安全な保育環境や学びの場を守るため国、県と協調して実施する私立保育所等施設整備事業や災害時に備えた避難所へのチェックイン管理サービス事業をはじめ、各校区の連合自治会や自主防災組織において必要不可欠な予算として宝くじの社会貢献広報事業としての補助金を活用して実施する地域コミュニティ再生事業や地域防災力向上促進事業など、市民生活に直結する事業が数多く含まれております。
さらには、市民サービスの向上として、市役所の窓口等で申請書に記入しなくても手続を行うことができる書かないワンストップ窓口、申請手続オンライン化の環境整備や市民の健康意識を醸成する健康プログラムを推進するための事業等の予算が提案されております。
これらの予算は、いずれも本市の喫緊の課題に対応するため、緊急かつ必要なものであり、これまで予算化された事業と併せて、今回提案の事業を早期に実施することにより、市民の皆様の一層の安心、安全な生活と利便性の向上につながるものであると思います。
最後に、石川市長をはじめとして職員の皆様におかれましては、厳しい財政状況の中、今後におかれましても、国や県など様々な補助金を活用して、市民サービスを低下させることなく、各種事業に積極的に取り組まれることを強く要望いたしまして、私の賛成討論といたします。
○議長(大條雅久) 井谷幸恵議員。
○7番(井谷幸恵)(登壇) 日本共産党の井谷幸恵です。
議案第39号、令和5年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)に反対の立場で討論します。
補正予算のうち、全額国費からのデジタル田園都市国家構想交付金関連事業1億1,796万4,000円です。
マイナンバーカードを使っての事業内容であることから反対をいたします。
5つの事業費が計上されております。
1つ目は、市民サービス向上事業費7,273万2,000円、これは各種手続のオンライン化、また申請者の氏名や住所などを書かなくても手続ができる窓口整備を行うもの。
2つ目は、健康プログラム推進事業費1,540万円、スマホで健康アプリを利用する際、会員登録を行うことで、健康アプリからマイナポータルのわたしの情報を見られるというサービスです。
3つ目は、移動デジタル福祉サービス推進事業費200万2,000円、マルチタスク車両内にてマイナポータルを参照できるようにし、オンラインで健康相談や保健指導ができるようにするものです。
4つ目は、災害時避難所チェックイン管理システム構築事業費1,705万円です。マイナンバーカードを活用し、住民避難状況の管理やマイナポータルの閲覧により、薬や通院履歴の確認を行い、サポートを実施するというものです。
5つ目は、図書館デジタル化推進事業費1,078万円です。図書館カードとマイナカードとの連携で、利用サービスの充実を図るというものです。
以上、5つの事業費です。
私どもは、デジタル化についてやみくもに反対するものではありませんが、今、マイナンバーカードをめぐってトラブルが多発しております。ひもづけの誤登録により、命に関わる重大な事故につながりかねない危険性があります。障害者手帳でも誤登録がありました。新聞の投書欄にも、政府は急ぎ過ぎだ、説明不足だ、立ち止まって検討すべきではないか、困難な人を置き去りにしてはいないか、こういった声が連日のように報道されております。健康保険証を廃止してマイナンバーカードに一本化をなぜそんなに急ぐのでしょうか。市民の切実な声なのでしょうか。財界からの要望なのではないでしょうか。管理が難しい入居者の保険証を預かっていた高齢者施設の94%が、入居者のマイナンバーカードを管理できないと回答しているとのことです。無保険状態になる人も出るのではないでしょうか。政府はマイナンバー情報総点検本部を立ち上げましたが、全てのデータを洗うのではなく、マイナポータルで表示されている29項目の情報のうち、誤登録のリスクの高い事項に限って点検するとの説明です。これでは国民の不安の解消にはならないのではないでしょうか。マイナンバーカードに対する信頼は落ちております。一旦運用を停止して、全面的な総点検を行うべきではないでしょうか。市民の理解、納得を十分得た上で、かつ困難な人に合わせて事業を進めるべきだと考えます。
以上、述べまして、補正予算の反対討論といたします。
○議長(大條雅久) 以上で通告による討論は終わりました。
これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
採決は分離して行います。
議題のうち、まず議案第35号、議案第37号及び議案第38号の3件を一括採決いたします。
以上の3件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。以上の3件はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大條雅久) 御異議なしと認めます。よって、議案第35号、議案第37号及び議案第38号の3件はいずれも原案のとおり可決されました。
次に、議案第39号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(大條雅久) 起立多数であります。よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第40号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大條雅久) 御異議なしと認めます。よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第3 請願第1号~請願第3号、陳情第1号
○議長(大條雅久) 次に、日程第3、請願第1号から請願第3号まで及び陳情第1号の4件を一括議題といたします。
以上の4件に関し、企画教育委員長及び市民福祉委員長の報告を求めます。まず、伊藤企画教育委員長。
○13番(伊藤嘉秀)(登壇) ただいまから企画教育委員会の報告をいたします。
本委員会に付託されました請願第1号及び請願第2号の2件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
まず、請願第1号、核兵器禁止条約の署名・批准を政府に求める意見書の提出方についてでありますが、本請願の趣旨は、2021年に発効した核兵器禁止条約に日本政府は反対の立場を取っているが、戦争被爆国としての日本政府の責任は、特別重要であり、地球上の核兵器廃絶に向け、国際間の調整役などの主導的役割を果たすべきであり、唯一の戦争被爆国として、核兵器禁止条約に一日も早く署名、批准すること、またそれまでの間は、オブザーバーとして、締約国会議及び検討会議に参加するよう国に対して意見書の提出方を請願されているものであります。
本件に関し討論に付したところ、委員からは、日本政府においては、非核三原則の一貫した堅持や核兵器不拡散条約に基づく取組など、核廃絶に対し積極的に取り組んでおり、その方向性は、核兵器禁止条約が目指す目標と何ら変わるものではない。唯一の戦争被爆国としての日本の重要な役割は、単に核兵器反対の意思を示し、単独で当該条約に署名、批准することではなく、その歴史的な経験と使命の下、核保有国を含めた世界の国々に核兵器削減と廃止に向けた協議に参加するよう粘り強く働きかけていくことだと認識しており、こうした点から、本請願には賛同できず、反対する。一日も早く条約に参加する政府になればと思っている。橋渡しをするというふうによく言われるが、被爆国として核兵器廃絶というリーダーシップを取ってもらいたいので賛成するとの意見が述べられました。
以上の経過を経て採決の結果、請願第1号については、賛成少数をもって、請願・陳情審査報告書のとおり、不採択とすべきものと決しました。
次に、請願第2号、子供のマスク着用に関して正しい情報の提供と教育現場における適切な対応を求める意見書の提出方についてでありますが、本請願の趣旨は、厚生労働省が、マスク着用の考え方を個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断が基本と変更したものの、学校等での子供のマスク着用に大きな変化が見られないこと、マスク内の二酸化炭素濃度の上昇や酸素不足が与える脳への悪影響などを日本国内の医師や専門家が指摘していることなどから、本人の意思を尊重し、マスクの着脱を無理強いしないよう、学校、教員、保護者へ周知すること、学校における新型コロナウイルス感染症対策マニュアルの内容や変更点について、保護者への周知を徹底すること、子供たちの間で同調圧力が働かぬよう、マスクのメリット、デメリットなどの正しい情報を提供し、着脱は自由であることを学校、教員、保護者へ周知すること、感染症対策が原因の差別や圧力の実態調査を行い、対策の強化、徹底をするよう、国に対して意見書の提出方を請願されているものであります。
本件に関し討論に付したところ、委員からは、学校等においても、マスクの着用を求めないことを基本とし、学校における新型コロナウイルス感染症対策の変更点等やマスクの着用は個人の判断に委ね、一律に着用を求めないことを児童生徒、保護者及び教職員に対し周知している旨、市教育委員会に確認した。よって、請願事項1から3は、既に対応できていると考える。また、マスク着用の有無による差別、偏見等が起こらないよう、教職員が指導、観察を行っていくとのことであるため、現時点では請願事項4についても必要ないと考える。このことを踏まえ、本請願には賛同できないため反対する。学校現場においても、既にこのような体制、対応はしっかりと取れており、改めて行う必要性を感じないため反対する。本請願は、内容として悪いものではないが、意見書として出す必要があるのか否かを判断するために、継続審査にしてはどうかと考えるとの意見が述べられました。
以上の経過を経て、まず閉会中の継続審査を諮りましたが、賛成少数で継続審査にしないこととなったため、採決の結果、請願第2号については、賛成する者なく、請願・陳情審査報告書のとおり、不採択とすべきものと決しました。
以上で企画教育委員会の報告を終わります。
○議長(大條雅久) 次に、白川市民福祉委員長。
○12番(白川誉)(登壇) ただいまから市民福祉委員会の報告をいたします。
本委員会に付託されました請願第3号及び陳情第1号の2件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
まず、請願第3号、物価高騰に見合う生活保護基準の引き上げを求める意見書の提出方についてでありますが、本請願の趣旨は、物価高騰の中で、生活保護基準は令和4年度から令和5年度分については据置きとされたが、平成25年度から令和2年度の間に引き下げられている。生活保護基準は、様々な制度の土台となっており、その引下げは多くの国民に多大な影響を及ぼすため、生活保護基準を平成24年度の水準に戻し、物価高騰に見合った大幅な引上げを求めるため、国に対し意見書の提出方を請願されているものであります。
本件に関し討論に付したところ、委員からは、生活保護基準の見直しは、今回の見直しを含め、物価の状況を勘案して検討されているものであり、生活保護世帯に対する給付は、その時々の情勢に応じて臨機応変に適切に措置されているため反対する等の意見が述べられました。
以上の経過を経て採決の結果、請願第3号については、賛成する者なく、請願・陳情審査報告書のとおり、不採択とすべきものと決しました。
次に、陳情第1号、乳幼児・小児用新型コロナワクチン接種における慎重な対応を求める意見書の提出方についてでありますが、本陳情の趣旨は、新型コロナワクチン接種による副反応や後遺症患者が増加する中で、国は乳幼児・小児用新型コロナワクチン接種を推奨している。治験中で、中長期的な副反応も確認されていないワクチンを、感染リスクの低い子供に接種することが疑問であるとともに、保護者が適切に判断できるように十分な情報提供を行うよう、国に対し意見書の提出方を陳情されているものであります。
本件に関し討論に付したところ、委員からは、子供たちの将来的な影響を重視し、特例承認の治験が完了していない乳幼児・小児用新型コロナワクチン接種については、慎重な対応が必要だと考える。また、本陳情は、ワクチン接種の中止を求めるものではなく、新型コロナワクチンのメリット、デメリットについて十分に周知を図り、該当者への理解度の確認を求めるものであるため賛成する。本市の乳幼児の新型コロナワクチン接種の案内では、ワクチン接種の効果だけではなく、副反応や健康被害の可能性、接種後現れた症状、ワクチンに関する相談先や予防接種健康被害救済制度などについて具体的に情報提供されている。また、接種を希望する場合の予診票では、医師の診察、説明を受け、接種の効果や副反応について理解した上で接種を希望する場合は保護者の氏名を自署することになっている。さらに、今年6月9日には、日本小児科学会より、今後感染対策が緩和される中で、多くの小児感染者が発生することが予想されることから、ワクチン接種は引き続き重要で、小児への接種を推奨すると発表されていることから反対する。行政としては、できる限りの情報を案内して、ワクチン接種は、あくまで本人の自由として推進することが重要であるため反対するとの意見が述べられました。
以上の経過を経て採決の結果、陳情第1号については、賛成少数をもって、請願・陳情審査報告書のとおり不採択とすべきものと決しました。
以上で市民福祉委員会の報告を終わります。
○議長(大條雅久) これより質疑に入ります。
ただいまの企画教育委員長及び市民福祉委員長の報告に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大條雅久) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、順次発言を許します。伊藤義男議員。
○2番(伊藤義男)(登壇) 参政党の伊藤義男です。
請願第1号から請願第3号まで及び陳情第1号の4件につきまして、それぞれ反対、賛成の立場から討論いたします。
まず、請願第1号、核兵器禁止条約の署名・批准を政府に求める意見書の提出方については反対いたします。
理由は、現在、我が国は、アメリカの核の傘の下にあり、平和が保たれている面があります。核兵器禁止条約に署名していないアメリカを無視し、日本が署名することは、アメリカの核の傘の下から抜けることを意味します。我が国の現状から考えると、自国を自分たちだけで防衛できる能力は有しておらず、アメリカに頼る防衛体制になっています。まずは、脱アメリカ依存を進め、自国の防衛力を高め、自分の国は自分たちで守る体制をつくることが核兵器禁止条約の署名より優先されることと考えるため、本請願について反対いたします。
次に、請願第2号、子供のマスク着用に関して正しい情報の提供と教育現場における適切な対応を求める意見書の提出については賛成いたします。
理由は、最近、子供たちの免疫力の低下は過剰な感染対策やマスク着用による口呼吸の増加が影響していると言われている中、いまだにマスクが外せない子供たちが多くいます。
また、乳児期に大人の口元が見えないことで、口元を見て学習していくこと、そしゃくの仕方、喜怒哀楽、表情の読み取りなどがおろそかになり、食べ物を喉に詰まらせたり、マスク内の二酸化炭素濃度が高くなり、酸素不足による脳への影響、マスクに含まれるホルムアルデヒドなどの有害物質を吸うことによる健康被害なども考えられます。
本請願は、そのようなマスクに関して正しい情報を児童生徒、保護者、職員に対し提供し、教育現場においてマスクを着用しない児童生徒、保護者の意思を尊重し、差別や圧力が生じないように、教育現場における適切な指導の徹底を要望するものであり、新型コロナウイルスも5類に移行された今、大切なことだと思うので、本請願について賛成いたします。
次に、請願第3号、物価高騰に見合う生活保護基準の引き上げを求める意見書の提出方については反対いたします。
理由は、近年の物価高騰は、非受給者にとっても深刻であるため、受給者にとっても大変な状況であると思います。生活に困窮している方の保護費引上げは必要だと思いますが、本請願書内容だと、一律した引上げの要請になってしまいます。一律した引上げは、引上げ分をギャンブル等に利用する受給者も出てくる可能性があり、そのようなことが起これば、世論の反発が想定されます。引上げ分をポイントや商品券で支給することなども国に求める必要があると思います。
また、難民を広く受入れしているヨーロッパ各国の状況を考えると、外国人の受給者に対しての引上げは、難民申請の増加につながりかねないため、賛成できません。
以上、請願事項の不足があり賛成できないため、本請願について反対いたします。
次に、陳情第1号、乳幼児・小児用新型コロナワクチン接種における慎重な対応を求める意見書の提出方については賛成いたします。
新型コロナウイルスも5類に移行されて、子供たちの重症化はほとんどない状況で、特例承認の治験が完了していないmRNAワクチンを接種することは、子供たちの将来的な影響も考えて、乳幼児・小児用新型コロナワクチン接種は一度立ち止まり、検証し、慎重な対応が必要と考えます。
新型コロナウイルス感染症診療の手引第9.0版の資料にも、茨城県、広島県、石川県のデータを基に作成されたグラフで、10代未満から20代未満のワクチン接種歴のない感染者の重症率はほぼゼロという結果が出ています。
また、本陳情は、ワクチン接種の中止を求めるものではなく、新型コロナワクチンのメリット、デメリットをもっと十分に周知を図り、該当者への理解度の確認を求めるものであると考えます。子供たちの将来的影響を最重要視して、本陳情について賛成いたします。
以上で私の討論を終わります。
○議長(大條雅久) 片平恵美議員。
○6番(片平恵美)(登壇) 日本共産党の片平恵美です。
請願第1号、核兵器禁止条約の署名・批准を政府に求める意見書の提出方について及び請願第3号、物価高騰に見合う生活保護基準の引き上げを求める意見書の提出方について、賛成の立場で討論します。
まず、請願第1号について。
核兵器は廃絶すべきだ、これに異議を唱える方はほとんどおられないと思います。核兵器の使用がどんな悲惨な結果をもたらすか、被爆国日本では広く知られた事実だからです。では、何が違うのか。核廃絶は、究極の目標、今はできないよねとして具体的に実効性のある行動を取らないか、廃絶のために長い道のりではあっても、今すぐにまず一歩足を踏み出すかではないでしょうか。
2017年に成立し、2021年1月に発効した核兵器禁止条約、これに至るまでの道のりも長いものでした。被爆者を含め、市民社会の粘り強い運動、自治体の平和行政、幅広く取り組まれたヒバクシャ国際署名が大きな力となりました。
現在、核兵器禁止条約には、92か国が署名し、68か国が批准しています。しかし、核保有国も、被爆国日本も、NATO加盟国も参加していません。
この請願は、愛媛県の原爆被害者の会から提出されています。核兵器の廃絶を訴えてきた日本政府は、なぜ核兵器禁止条約に署名、批准しないのかと、私ども被爆者ばかりではなく、国内外から強い批判が上がるのも当然であると、この請願の中にあります。被爆者の悲願、それは原爆を落とした国への復讐ではなく、自らも核武装しようというものでもなく、この世界の誰にも自分たちが受けた苦しみを味わわせたくないということです。崇高な願いだとお感じにならないでしょうか。
5月に広島で行われたG7サミットでも、核兵器国の核廃絶や核兵器禁止条約には全く触れられず、被爆者の方たちから深い失望の声が上がりました。核抑止力論は、核兵器をなくす気がないことの現れです。核の傘では、核攻撃を防ぐことはできません。核兵器を地上からなくしてしまうこと以外に、核兵器による被害者を二度と生み出さない保証にはならないのです。それを実現するための核兵器禁止条約です。
県内では、内子町が加わり、松山市をはじめ、6つの市町が同様の請願を採択しました。全国的には36%の自治体で採択されています。長い道のりではあっても、まず一歩政府に対し署名、批准を求め、それまでの間、オブザーバーとして締約国会議や検討会議に参加することを求めるべきであると考え、賛成いたします。
次に、請願第3号について。
請願の理由にありますように、2013年から生活保護基準は引き下げられています。その理由として、それまで平均的世帯の消費水準の6から7割で保護基準を均衡させる水準均衡方式から所得下位10%層等の低所得世帯と均衡させるという方式に変わったことが挙げられます。そもそも日本の生活保護の捕捉率は2割ほどです。下位10%には、保護基準以下での生活に耐えている世帯が極めて多数含まれています。
このような状況で、下位10%の消費水準との比較による検証を行えば、保護基準の引下げが続くことになりかねません。
この2013年の改定が問題であり、請願の中にある2012年度の水準に戻しの意味はここにあります。
また、2022年12月の改定では、2023年度の保護費減額は見送られましたが、この物価高騰で、1人当たり1,000円の加算。加算しても減額となる世帯は据置きという改定では不十分です。低所得者に対し、給付金を出すから大丈夫との声もあります。しかし、生活保護基準は、最低賃金や住民税非課税基準、就学援助、介護保険利用料・保険料の減額、障害者自立支援利用料の減額など生活保護を利用していない多くの方にも影響を与えます。基準を引き上げることが重要です。
物価高騰に見合った保護基準の大幅な引上げを国に対し求めることに賛成いたします。
生活保護に関しては、不正受給やギャンブルに使っているなどのバッシングがあります。不正受給は、保護費全体の0.4%ほど、件数でも2%ほどで、その中には、高校生のバイトに申告がいるとは知らなかったなど悪質でないケースも含まれます。また、ギャンブルに関しては、例えば労働者にはパチンコでお金を使ってしまう人もいるから賃上げは必要ないということにはならないように、ギャンブルする人がいるから保護基準を上げなくてよいということにはなりません。日本の生活保護の捕捉率の低さの理由の一つには、この生活保護バッシングもあります。セーフティーネットとしての生活保護を私たち議員は正しく理解することが必要であることを申し添え、私の賛成討論といたします。
○議長(大條雅久) 以上で通告による討論は終わりました。
これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
採決は分離して行います。
議題のうち、まず請願第1号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は不採択であります。請願第1号は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(大條雅久) 起立多数であります。よって、請願第1号は不採択と決しました。
次に、請願第2号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は不採択であります。請願第2号は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(大條雅久) 起立多数であります。よって、請願第2号は不採択と決しました。
次に、請願第3号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は不採択であります。請願第3号は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(大條雅久) 起立多数であります。よって、請願第3号は不採択と決しました。
次に、陳情第1号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は不採択であります。陳情第1号は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(大條雅久) 起立多数であります。よって、陳情第1号は不採択と決しました。
ここで当初申し上げましたとおり、議員全員協議会を開きますので、この際、暫時休憩いたします。
  午前10時58分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前11時44分再開
○議長(大條雅久) 休憩前に引き続き会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第4 委員会の所管事務調査
○議長(大條雅久) 次に、日程第4、委員会の所管事務調査を議題といたします。
各委員長から、電子配付いたしております所管事務調査表のとおり、それぞれ調査を行いたいとの申出がありました。
お諮りいたします。本件は各委員長からの申出のとおり決定することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大條雅久) 御異議なしと認めます。よって、本件は各委員長からの申出のとおり決定されました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
 議案第41号
○議長(大條雅久) お諮りいたします。ただいま市長から議案第41号が提出されました。
この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大條雅久) 御異議なしと認めます。よって、この際、議案第41号を日程に追加し、議題とすることに決しました。
議案第41号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) ただいま上程されました議案第41号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
議案第41号、新居浜市農業委員会の委員の任命につきましては、新居浜市農業委員会の委員は、令和5年7月19日をもって任期が満了いたしますので、新たに委員の任命を必要といたしますため、新居浜市農業委員会の委員を任命するにつきまして、御同意をいただきたく本案を提出いたしました。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(大條雅久) これより質疑に入ります。
議案第41号に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大條雅久) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第41号については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大條雅久) 御異議なしと認めます。よって、議案第41号については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより議案第41号を採決いたします。
本案はこれに同意することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大條雅久) 御異議なしと認めます。よって、議案第41号はこれに同意することに決しました。
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  日程第5 議会議案第2号~議会議案第5号
○議長(大條雅久) 次に、日程第5、議会議案第2号から議会議案第5号までの4件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。伊藤謙司議員。
○22番(伊藤謙司)(登壇) ただいま議題となりました議会議案第2号から議会議案第5号までの4件につきまして一括して提案理由の説明を申し上げます。
以上の4件は、いずれも特別委員会の設置についてであります。
まず、議会議案第2号は、都市基盤整備促進特別委員会でありまして、国道11号バイパス、県道及び都市計画道路の整備促進に関する調査、企業誘致(臨海・内陸型工業用地の確保を含む)に関する調査、大島・荷内沖開発に関する調査、総合運動公園の建設に関する調査、地域交通計画に関する調査を行うため、委員の定数8人の特別委員会を設置しようとするものであります。
次に、議会議案第3号は、防災・災害対策特別委員会でありまして、防災対策に関する調査、大規模災害時における問題調査、地域防災(消防団の在り方を含む)に関する調査を行うため、委員の定数8人の特別委員会を設置しようとするものであります。
次に、議会議案第4号は、人口減少対策特別委員会でありまして、こども・子育て政策(出生率アップを含む)に関する調査、定住・移住(Uターンを含む)政策に関する調査、担い手・雇用対策に関する調査、健康寿命、健康増進政策に関する調査を行うため、委員の定数8人の特別委員会を設置しようとするものであります。
次に、議会議案第5号は、議会改革・活性化調査特別委員会でありまして、議会改革・活性化に関する調査を行うため、委員の定数10人の特別委員会を設置しようとするものであります。
なお、以上4つの特別委員会の調査期間は、いずれも付議事件の調査終了までとし、議会の閉会中も調査を行うことができるというものであります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(大條雅久) これより質疑に入ります。
議会議案第2号から議会議案第5号までの4件に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大條雅久) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第2号から議会議案第5号までの4件については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大條雅久) 御異議なしと認めます。よって、議会議案第2号から議会議案第5号までの4件については、委員会の付託を省略することに決しました。
この際、暫時休憩いたします。
  午前11時52分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前11時52分再開
○議長(大條雅久) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより議会議案第2号から議会議案第5号までの4件を一括採決いたします。
以上の4件はいずれも原案のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大條雅久) 御異議なしと認めます。よって、議会議案第2号から議会議案第5号までの4件はいずれも原案のとおり可決されました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  特別委員の選任
○議長(大條雅久) ただいま設置されました都市基盤整備促進特別委員会、防災・災害対策特別委員会、人口減少対策特別委員会及び議会改革・活性化調査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において、都市基盤整備促進特別委員に小野志保議員、河内優子議員、合田晋一郎議員、伊藤嘉秀議員、田窪秀道議員、山本健十郎議員、高塚広義議員、近藤司議員、以上8人を、防災・災害対策特別委員に伊藤義男議員、加藤昌延議員、井谷幸恵議員、黒田真徳議員、小野辰夫議員、篠原茂議員、伊藤優子議員、仙波憲一議員、以上8人を、人口減少対策特別委員に渡辺高博議員、野田明里議員、片平恵美議員、神野恭多議員、白川誉議員、藤田誠一議員、藤原雅彦議員、伊藤謙司議員、以上8人を、議会改革・活性化調査特別委員に片平恵美議員、黒田真徳議員、合田晋一郎議員、神野恭多議員、伊藤嘉秀議員、藤田誠一議員、山本健十郎議員、高塚広義議員、伊藤謙司議員、伊藤優子議員、以上10人をそれぞれ指名いたします。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。よって、会議を閉じます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  市長挨拶
○議長(大條雅久) 市長から挨拶があります。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) 閉会に当たりまして一言御挨拶を申し上げます。
さて、議員の皆様方には、今議会に提案をいたしました令和5年度清掃センター定期点検整備工事に係る工事請負契約をはじめ、令和5年度一般会計補正予算など、重要諸案件につきまして御熱心に御審議をいただき、ただいま原案のとおり御議決、御同意を賜ることができました。心から御礼を申し上げます。
また、審議の過程で御指摘をいただきました御意見、御提言等につきましては、今後の市政運営の中で遺漏のないよう十分配慮してまいります。
今月、東洋経済新報社が発表した住みよさランキング2023におきまして、本市が愛媛県内で1位、四国内でも2位にランクインいたしました。このランキングは、安心度、利便度、快適度、富裕度の4つの視点から成る20の指標を数値化、ランキング化したものでございまして、町の住みよさを示す客観的なデータ比較において、四国内でも有数の住みよい町であるという評価をいただき、これまで取り組んできた各種施策が実を結びつつあるという手応えを感じております。
また、昨年のSDGs未来都市の選定を受け、立ち上げの準備を進めておりました新居浜市SDGs推進プラットフォームは、現在60を超える団体、企業等からの参加申込みをいただき、今月27日に設立を記念したキックオフセミナー・交流会を開催いたしました。今後、さらにプラットフォームへの参加団体、企業等を増やし、情報共有、連携の輪を広げ、市内におけるSDGsの取組をより一層拡大してまいります。
また、7月4日の金栄校区を皮切りに、8月4日までの間、市内7校区でまちづくりタウンミーティングを開催する予定といたしております。それぞれの地域が抱えている課題について意見交換を行い、多くの市民の皆様の声をまちづくりに生かしてまいりたいと考えております。
結びになりますが、これから季節も本格的な夏に向かうわけでございます。市民の皆様をはじめ、議員の皆様方には十分お体を御自愛いただきまして、市民福祉の増進と市政のさらなる発展になお一層の御尽力を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(大條雅久) これにて令和5年第3回新居浜市議会定例会を閉会いたします。
  午前11時59分閉会

 


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