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平成30年4月 新年度市長訓示について

ページID:0056159 更新日:2018年4月2日更新 印刷用ページを表示する
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皆さん、おはようございます。

本日から、平成30年度がスタートいたします。

4月1日付けで、新規採用職員30名を含め、総勢342名の人事異動発令を行いました。

この度の人事異動におきましては、「H e l l o ! N E W」プロジェクトを本格的に推進するのをはじめ、本市の重要施策の着実な執行を図るため、能力主義と適材適所による人事配置を行ったものです。

昨年を振り返りますと、市制施行80周年という記念すべき節目の年を迎え、「つむぐ つなぐ 未来へ 人へ」というテーマのもと、各種記念事業を開催するとともに、11月3日に記念式典を盛大に開催する等、市民の皆様と共に、80周年という記念すべき年を祝うことができました。

もう一つ大きな出来事といたしまして、「愛顔つなぐ愛媛国体」が開催され、本市の選手団が輝かしい成績を残すとともに、全国から訪れた選手、役員等の皆様を温かくお迎えすることができました。

このように、市政の上に輝かしい足跡を残せましたのは、市民の皆様のご支援、ご協力のもと、全庁、全職員挙げて積極的に取り組んでいただいた賜物であり、職員の皆さんに、あらためて感謝申し上げたいと思います。

さて、日本を代表する電機メーカー「パナソニック」を一代で築き上げ、経営の神様と称されている松下幸之助氏は、

「人間はあたかもダイヤモンドの原石のようなものである。ただの石はいくら磨いても光らないが、ダイヤモンドの原石は磨くことによって光を放つ。しかもそれは、磨き方いかん、カットの仕方いかんで、さまざまに異なる、燦然(さんぜん)とした輝きを放つのである。

人間も同様で、だれもが磨けばそれぞれに光る、さまざまなすばらしい素質を持っている。だから、人を育て、生かすにあたっても、まずそういう人間の本質というものをよく認識し、それぞれの人が持っている優れた素質が生きるような配慮をしていくことが大切である。」 このようなことをおっしゃっています。

私は、こうした認識を、持てるかどうかが、人材育成の一つのポイントであると思います。

幹部職員の皆様には、これまでも機会あるごとに、それぞれが与えられた役職、職場において、全力でその任を全うしていただくことは当然でありますが、「部下の人材育成」こそ、皆様に課せられた重要な使命であると申し上げてまいりました。

先ほど、今日から我々の仲間となる、新規採用職員30名に辞令を交付いたしました。彼らは、社会人としての経験は少ないですが、「若い感性」や「仕事に対する情熱」など、優れた素質を持った、まさしく「ダイヤモンドの原石」であると思っています。

幹部職員の皆さんには、日頃から、新規採用職員をはじめ、部下職員とのコミュニケーションをしっかりと図り、与えた仕事は、与えっぱなしにするのではなく、必要に応じ的確にアドバイスを行い、部下職員を、「燦然(さんぜん)と輝く職員」へと育てていただくことを、強く期待いたしております。

今年度は、私の第2ステージの2年目であり、「ハローニュープロジェクト」を本格的に推進する年であります。プロジェクトを実現するためには、ここにお集まりの幹部職員の皆さん、そして皆さんを支えるすべての部下職員全員の力を結集することが必要であります。

「ともにつくろう 笑顔輝く新居浜市」の実現に向け、今年一年、一緒に頑張りましょう。

よろしくお願いします。