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令和3年4月 新年度市長訓示について

ページID:0090023 更新日:2021年4月1日更新 印刷用ページを表示する
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皆さん、おはようございます。
本日から、6名の新部長、また新規採用職員38名を含めた新しい体制で、令和3年度がスタートでございます。

令和3年度は、市民、事業者の皆様、そして職員の皆さんの知恵と英知を結集して策定した、本市まちづくりの最上位計画である「第六次新居浜市長期総合計画」をスタートさせる重要な節目の年であります。

また、直面する新型コロナウイルス感染症対策や人口減少対策、更には、防災・減災対策の充実・強化をはじめとする、本市の重要施策の着実な執行を図るため、この度の人事異動にあたりましては、能力主義と適材適所による人員配置を進め、総勢386名の人事異動を発令させていただきました。

昨年度は、国内はもとより、市内においても14名の新型コロナウイルス感染症の感染事例が確認されるなど、市民生活や地域経済が大きな影響を受け、新しい生活様式の実践や企業活動に大きな変化をもたらしました。
しかしながら、依然として感染の拡大が続き、収束の糸口が見えない中、市民の皆様の生命と暮らしを守るため、感染症予防対策に注力するとともに、雇用の維持や事業の継続など地域経済をしっかりと支える取り組みを進めて行かなければなりません。

また、現在、市民の皆様への新型コロナウイルス感染症予防ワクチンの接種を行うため準備を進めております。日常業務で多忙を極める中ではありますが、コロナ禍において、ワクチン接種は、市民の生命と暮らしの安全に直結する、まさに「行政最大の使命」と、考えておりますので、全ての皆様が円滑にワクチン接種を受けられるよう、万全を期して、全庁一丸となって対応していただきたいと思います。

あわせて、本市の未来を担う子どもたちに、「ふるさと新居浜」を、自信をもって伝え・継承していくことができるよう、十年先、百年先を見据え、少子高齢化対策・人口減少対策など地方創生の実現に向けた取り組みも重点的に実行していただきたいと思います。

さて、武田信玄の言葉に「人は城、人は石垣、人は堀」がございます。この言葉は、様々な事業を推進していくうえで、いかに「人材」が重要であるか、様々な能力を持つ人材の育成と、それを機能的に組み合わせ、強い力を発揮させる人材マネジメントの重要性を説いたものであり、後に、松下電器産業 創業者 松下幸之助氏の「事業は人なり」という言葉に繋がるものと言われております。

さらに、この言葉には「情けは味方、仇(あだ)は敵なり」という続きがございます。人は、情けをかければ味方となるが、恨みを持たれると敵になるというものでございます。

役職や権限で抑えつければ部下のやる気は下がり、気持ちは離れてしまいますが、部下を信頼し、育てる気持ちで、一緒に業務に取り組むことで、モチベーション(やる気)、ロイヤルティ(忠誠心)は、より一層高まり、チームの団結力はさらに強固なものになります。
どうか、幹部職員の皆さんには、人材マネジメントにおいて、人材育成こそが、最大の責務であることを、再認識していただき、「人材育成基本方針」の目的である、職員一人ひとりが、自らの意識改革・資質向上に自発的、積極的に取り組むことができる、風通しの良い・働きやすい職場環境の構築に努めていただきたいと強く思っております。

さらに、皆さんには、職場及び組織の連携によるチーム力で、組織全体のレベルを上げることを念頭に、一層の自覚と責任をもって職務に精励していただきますことをお願い申し上げまして、辞令交付式に当たりましての訓示とさせていただきます。

結びに、本市の目指すべき都市像「豊かな心で幸せつむぐひとが輝く あかがねのまち にいはま」の実現に向け、皆さんとともに新たな一歩を踏み出したいと考えております。
一緒に頑張りましょう。
一年間よろしくお願いいたします。


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