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令和4年4月 新年度市長訓示について

ページID:0107581 更新日:2022年4月1日更新 印刷用ページを表示する
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皆さん、おはようございます。

新しい令和4年度の幕開けを迎え、本日、4月1日付けで、新規採用職員29名を含め、総勢357名の人事異動発令を行いました。

今年度は、わたくしの市長としての第3ステージとして、本市の最上位計画であります「第六次新居浜市長期総合計画」がスタートして2年目となり、また、『住みたい、住み続けたい あかがねのまち』を目指して策定いたしました「第2期新居浜市総合戦略」が3年目となる年度でございます。この度の人事異動は、令和4年度を新型コロナ克服と時代の変革期の重要な1年と位置付け、新時代の課題に的確に対応するために組織機構の見直しを行い、能力主義と適材適所による人員配置を行ったものでございます。

今回新たに設置する文化スポーツ局では、文化・スポーツの振興、こども局では、子ども・子育て支援の充実、環境エネルギー局では、環境エネルギー政策の強化に重点を置いた施策を展開いたします。新しいポストとなる局長には、ぜひ強いリーダーシップをとって業務を推進していただくようお願いします。また、終息の見通しが見えない新型コロナウイルス対策につきましては、「感染拡大の防止」と「社会経済活動」の両立を目指し、市民の安心・安全を最優先に取り組むとともに、ワクチン接種を確実に進めていただきますようお願いいたします。

我が国近代の政治家 後藤新平の言葉に、「財を遺(のこ)すは下(げ)、仕事を遺すは中、人を遺すを上とする」というものがございます。昨年2月、84歳で亡くなられた元プロ野球の野村克也氏が大切にしていた言葉としてもよく知られております。財産を築いたり、仕事で業績を上げたりすること以上に、人を育てることは難しく、それゆえに価値があるということを表現したものと言われております。これまでにも、あらゆる機会に管理職の皆さんにお願いしてきたところですが、この「人を育てる」ということ、すなわち人材育成こそが、皆さんの最大の使命であることを、改めて肝に銘じてもらいたいのであります。

市役所は何のためにあるのか。そこで働く我々職員は何のために存在するのか。 いずれも答えは、「市民の幸せのため」、「市民にとってより良い新居浜市を作るため」ということであります。 市役所が最大の機能を発揮するためには、一人ひとりの職員が能力を高め、そのことにより組織力を高めていかなければなりません。組織に所属して仕事をする以上、自己犠牲の精神も必要とされます。すべての職員が、それぞれの立場で、それぞれに与えられた任務に対して、常に真摯に向き合っていただく。それができれば、市民からの信頼はおのずと高まっていくものと思います。

お集まりの皆様には、まず自らが意識改革に自発的、積極的に取り組むとともに、市役所の組織全体のレベルを上げることを常に意識しながら、一層の自覚と責任をもって職務に精励していただくようお願いし、辞令交付式に当たりましての訓示とさせていただきます。

今年一年、「チーム新居浜」で一緒に頑張りましょう。

よろしくお願いします。