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前線の通過などにより、大雨が降り続く可能性があります。
大雨のピークは一旦過ぎましたが、これまでの大雨で、地盤が緩んでいる所がありますので、大雨のあと1週間程度は、山すそや林道などには立ち入らないようにしてください。
土砂災害のおそれのある地区は「土砂災害警戒区域」や「土砂災害危険個所」とされています。普段から自分の家がこれらの土砂災害のおそれのある地区にあるかどうか、防災マップなどで確認しましょう。
また、避難の際にどこにどのように逃げるのか知っておくことが大事です。事前に避難場所や避難経路を確認しましょう。
雨が降り続いたら「土砂災害警戒情報」に注意しましょう。これは、警戒レベル4相当情報であり、市が警戒レベル4避難勧告を発令する目安となる情報で、災害の切迫度が高まっていることを示しています。
土砂災害警戒情報は、気象庁ホームページ や市のホームページで確認できるほか、テレビやラジオの気象情報でも発表されます。
土砂災害警戒情報等が発表されていなくても、以下のような状況になっ ていた場合は、直ちに周りの人と安全な場所に避難してください。
【土砂災害の主な前兆現象】
・がけや地面にひび割れができる、がけや斜面から水が湧き出る。
・井戸や川の水が濁る、湧き水が止まる、濁る。
・小石がバラバラと落ちてくる、地鳴り・山鳴りがする。
・降雨が続くのに川の水位が下がる。
・樹木が傾く、立木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえる。
長期間雨が降ったことで土壌などに相当量の水分がたまっています。少しの雨や雨が上がってから時間差で土砂災害が起こる可能性があります。雨が上がっても少なくとも1週間程度は油断せず、山すそなどには立ち入らないように十分注意してください。
山すそ周辺にお住まいの方は、建物の2階以上の斜面とは反対側の部屋など、屋内の少しでも安全な場所に避難しましょう。特に土砂災害が想定される場所では、危険なエリアから避難しましょう。