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新居浜市防火管理協会及び婦人防火クラブ運営協議会の50周年を記念し、防災システム研究所 所長 山村武彦先生をお招きし、防災講演会を開催しました。当日は、会員事業所約150名の方にご参加いただき、大盛況の講演会となりました。
■とき
令和7年11月21日(金曜日)
午後2時~午後4時
■ところ
あかがねミュージアム 多目的ホール(新居浜市坂井町二丁目8番1号)
かぶと踊り保存会の皆様さんによる郷土芸能を披露していただきました。
かぶと踊り
新居浜市船木地区には、古くから「かぶと踊り」という郷土芸能が受け継がれてきました。日照りに悩んだ農民たちが、地元の兜山に登って雨乞いの踊りを奉納したのが由来とされています。
新居浜市の無形民俗文化財に指定されている、とても歴史ある郷土芸能です。
新居浜市婦人防火クラブ 矢葺副会長より婦人防火クラブにおける現在までの活動や取組についての報告を行いました。
新居浜市婦人防火クラブ
家庭において使用されている電気、ガス、石油器具等についての危険性や正しい取扱い方法、火災が発生した時の避難通報要領、初期消火方法などの習熟に努めるとともに、日頃から地域防災思想の普及に取り組んでいます。
『迫り来る大災害に備える~個人と企業の防災・減災・危機管理~』と題した講演は、災害に強いまちづくりのためには、「自助」の大切さや、「互近助」の重要性、「公助」に頼るだけでなく自分たちで行動することの必要性など、防災への日頃からの心構えを改めて考えさせられました。

講師:防災システム研究所 所長 山村武彦 氏
1964年、新潟地震での災害ボランティア活動を契機に「防災システム研究所」を設立。以来50年以上にわたり、国内外で発生する災害の現地調査を行っている。主に報道番組での解説や講演、執筆活動を通じ、防災意識の啓発に取り組み、また、多くの企業や自治体の社外顧問やアドバイザーを歴任。著書多数。